在庫棚卸
在庫棚卸の目的
在庫棚卸は、倉庫内の実在庫数をカウントし、システム在庫との差異を確認する作業です。差異が見つかった場合、原因を特定し、正確な受け払いのデータ入力が必要です(例:出荷計上漏れの場合は出荷実績入力から在庫を減算)。
差異の影響
棚卸し差異のまま確定した場合、その差異分が在庫修正データとして更新され、在庫の増減が発生します。
棚卸方法
1.一括棚卸:倉庫単位で全在庫を一度に検品します。
2.循環棚卸:ロケーションなどの範囲を指定して順次検品します。
作業の流れ
棚卸し開始時:在庫データが保存され、そのタイミングの在庫量が基準となります。棚卸後の実在庫数と比較し、差異を算出します。
開始後の注意点:開始後に出荷・入荷が発生しても、それは棚卸基準データに反映されません。
中断・再開機能:棚卸は途中で中断が可能です。再開時には、開始時点の基準在庫がそのまま適用されます。

WMSシステム連携
現在ご利用のWMSシステムがあればこのWMSシステムとのデータ連携を行います。Conductorでは主に出荷指示や入荷予定といった、予定データをWMSへ連携、WMSで検品した結果をConductorが取り込むことで、リアルタイムな在庫を管理します。
在庫修正入力
在庫修正:より正確な在庫管理のために
通常、在庫の増減は、商品の出荷(出庫処理)や入荷(入庫処理)によって自動的に管理されます。そのため、「在庫修正入力」機能を頻繁に行う必要はありません。
しかし、やむを得ず在庫の数字を直接修正する必要が生じた場合は、この機能をご利用いただけます。在庫修正を行う際には、会社内で「どのような目的で、いつ、誰が」修正を行うのかを明確なルールとして定めてから実施いただくようお願いいたします。誤った修正は、在庫データの信頼性を損なうことになりかねませんので、ご注意ください。
在庫修正の3つのモード Φ-Conductorには、状況に応じて使い分けられる3つの在庫修正モードがあります。
- 数量変更:今ある在庫の数を増減させる
例えば、「棚卸しをしたら、帳簿より2個多かった」「破損で1個減っていた」といった場合に、現在の在庫数を増やす、または減らす調整ができます。 - 新規登録:在庫をゼロから作り出す
通常は入庫処理で在庫を増やしますが、「システム上は存在しないけれど、実際には商品があった」といった稀なケースで、在庫が全くない状態から新しい在庫データを作成することができます。 - 属性変更:在庫の状態を変える
商品の物理的な数は変わらないけれど、その「状態」を変更したいときに使います。
「通常」の商品を、品質チェック中の「検品中」にする。
「通常」の商品を、何らかの理由で出荷できない「利用不可」にする。
このように、見た目には同じ商品でも、その用途や状態をシステム上で正確に管理することが可能になります。
ロットNo.や有効期限の変更も可能
この機能では、商品のロットNo.(製造番号など)や有効期限の変更も行うことができます。
有効期限の変更はシステム上では可能ですが、商品の品質や法規制に関わる重要な情報です。そのため、変更を行う際は必ず社内での厳格な業務ルール(承認プロセスなど)を定めてから実施してください。

在庫処理・在庫増減
① 在庫調整の基本と方法
在庫の調整は、まず「正しい在庫数」を入力することから始まります。調整には、現在の在庫数に対して手入力で数量を修正する方法と、棚卸し画面から実際の在庫数を登録する方法の2通りがあります。どちらの方法でも、在庫調整の履歴はしっかり残るのでご安心ください。
② 在庫誤差の主な原因
在庫のズレが生じる原因としては、商品の紛失や破損など、管理上の問題によるものが考えられます。
③ 在庫に問題が見つかった場合
もし在庫に食い違いが見つかった場合は、その原因を深掘りして、状況に応じた対応を取ることが可能です。
在庫増減が発生する φ-Conductorの各機能

