賞味期限・有効期限管理の徹底
こんなお悩みありませんか?
- システム内で正確に期限別在庫が管理されていないので、物流現場が混乱している
(本来自社で管理し物流側に送るべき) - 在庫引当て時、顧客の希望するロットや出荷許容期限を指定出来ない
- 過去に納品した商品よりも古い賞味期限の商品を出荷することを防ぎたい(逆転出荷防止)
賞味期限管理を物流センターに任せきりになっていないでしょうか。出荷するべき商品が、物流センターでピッキング中に許容が切れていることが分かるといったことが発生した場合、後手後手に回ります。
賞味期限別在庫を正しく把握し、受注のタイミングからどの在庫をどの顧客に引き当てるかを正確に行えるようになると、リアルタイムでの納期回答が可能といったメリットが生まれ、業務生産性、顧客サービスの向上に繋がります。
問題解決へのヒント
1.システム内での期限別在庫管理
自社のシステム内で現時点での期限別在庫を持つことで、リアルタイムでの在庫引当て、納期回答ができます。さらに倉庫別に賞味期限在庫を管理している場合、移動時間や納品時間を加味した、期限別の在庫引当が行えます。また在庫が不足した際にも、出荷逆転品や顧客別の許容日数を加味した在庫の割当が、受注時点で行えるようになります。
2.顧客別の許容日数
賞味期限(有効期限)を持つ在庫は、在庫引当て時点で許容日数を加味した引当てを行う必要があります。場合によっては、顧客別に許容日数が異なっていることもあり、在庫管理を複雑にします。また、食品廃棄のロス削減の問題から、許容日数が変動することも考慮し、柔軟に対応できる仕組みが必要です。
3.出荷逆転点検
納品先毎に前回出荷した在庫を把握することは、賞味期限別に先入れ先出しを行っていれば、通常発生することはありませんが、現実には倉庫間の在庫移動や、納入間違いによる持ち戻し等により、期限管理が複雑になります。
このような状態であっても、出荷逆転が発生しないように点検できる仕組みが必要です。
解決のポイント
- 期限別在庫をシステム内で正確に管理することが必要です
- 拠点が複数ある場合、移動時間や納品日数を加味して、利用可能在庫の判断することが重要です
- 得意先別の許容日数や逆転禁止などの考慮も必要です
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