外食チェーンM社様

導入事例

食材や用度品の在庫引当・配送指示の自動オペレーションにより、
レストランチェーンの本部業務を効率化

8業態の外食チェーンを展開しているグループ会社様への導入事例です。
店舗拡大にともない業務量が増加 人員体制を変えずにスピーディな処理を実現


      

ご導入前の課題

  • 店舗からの深夜発注に対して、翌日午前中に納品するため、非常にタイトな作業時間の中で、大量の明細を処理しなければならず、業務量が限界でした。
  • 特に、在庫不足が発生した場合の店舗別割当など、欠品の対応に人手がかかっていました。
  • 新業態の店舗展開にあたり、既存のシステム(社内製作)は拡張性が低く、メンテナンスも困難でした。

対策と導入効果

  • 新業態の店舗展開、店舗数拡大に伴って、処理する明細量は増加しましたが、物流にかかわる人員を増やすことなく運用が出来ています。
  • 欠品が発生した場合も、納品作業に影響を与えずに時間内で作業を終えることができるようになりました。
  • 物流にも様々な変化がありましたが、システムで追加コストをかけずに対応が可能でした。


店舗拡大にともない業務量が増加
人員体制を変えずにスピーディな処理を実現
 
物流本部が各店舗からの注文を受け取るのは、レストランの営業時間終了後、深夜です。毎日、翌日の営業に必要な品目が注文されるので、これらを集約し、朝の配送便の積み付け時刻に合わせ、出荷指示と発注をきわめて短時間に完了する必要があります。
 
多業態のレストランを展開しているため、食材も各ブランドごとに異なります。
食材は賞味期限・ロット別に管理され、温度帯(極低温、冷凍、チルド、冷蔵、常温)毎に保管場所が異なります。生鮮食品の場合は在庫せず、毎日発注し店舗へ直送します。都度発注品や取寄せ品もあり、お手拭きや箸袋などの用度品も含め、店舗からの注文に応えるためのあらゆる手配を行っています。
 
新物流システムの構築にあたり、最も重要視したのはスピードの向上でした。ある食材の在庫が足りない時、限られた店舗に出すのではなく、満遍なく各店舗に割当配分する必要があります。場合によっては別の食材で代替する判断も必要です。これらを瞬時に判断し指示を行うのにシステムかが非常に役に立っています。
新業態を増やしていく中で処理量はかなり増加しましたが、物流本部の人員を増やさずに運用が出来ています。

事例のポイント

  • 店舗からの注文に対して、賞味期限・ロット、出荷逆転を自動判断し、引当て・出荷指示をシステムで実行
  • 品目別に、発注直送品、取寄せ品など調達方法を自動判断し、発注指示を作成
  • 在庫不足時、店舗別在庫割当をシミュレーション機能で支援
  • 温度帯別、配送ルート別ピッキングリストで、倉庫業務の実作業を効率化

導入ソリューション

φ-Conductor 受注手配・外食チェーン本部モデル・在庫補充

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