デッドストック化の防止
こんなお悩みありませんか?
- 販売終了に伴い、発注量を絞っていたが思うところに収束できず、最終的に廃棄することになった
- 特売・催事情報へ対応した結果、売れ行きが想定ほどではなく、結果として大量に残ってしまうことがある
発注していたものの、予定ほどの需要ではなく、結果としてデッドストックになってしまい処分してしまったことはありませんか?特に販売停止やリニューアルの場合、それ以降は出荷がなくなるため、調整はよりシビアになってきます。こういった場合、予測と実績の乖離を常にチェックしながら、入荷側の発注/生産量の調整、出荷側のイベントや販促対応などの対策を打つ必要があります。
問題解決へのヒント
1.販売停止品の調整
在庫がなくなるまで出荷できる場合はいいのですが、出荷停止日が決まっている場合、その時点での在庫を可能な限り0に近づけなければなりません。入荷側の発注停止日が設定されているでしょうから、その時点での入出荷在庫の情報をまとめ、他の商品の情報も参考にしながら、停止日までの出荷予測を見積もり最後の発注を行いましょう。
2.特売・催事への対応/追跡
営業部門などから特売・催事情報をもらう際、通常は異なる規模の発注が必要となります。普段からよく出荷している商品であれば、多少売れ行きが悪くとも自然に残った在庫は消化されていきますが、出荷量が少ない商品の場合はデッドストック化してしまう危険性が高くなります。それを避けるには、期間中の出荷実績をこまめに確認し、予測に達しない場合の対応・対策(期間延長・別拠点での利用など)を事前に想定しておきましょう。
3.アパレル製品など一時的な販売商品の対応
アパレル製品など、このシーズンしか販売せず初回入荷分を売り切ったら終了、といった形態の場合、デッドストックの防止は非常に困難になります。初回にどの程度の需要を見積もるかの1回勝負になってしまい、調整のしようがないからです。それでも、出荷実績をを予測とこまめに比較し、ズレを素早く検知・対策し、追加発注の調整や、販促などの対策を行うことで、少しでもデッドストックとなる数量を減らすようにしましょう。
解決のポイント
- 予測と実績のずれをこまめに点検し、いち早く対策が打てるようにしましょう
- 事前に予実のずれが発生した場合の対策を検討しておきましょう
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