受注手配ー在庫不足への対応ー

受注時に充分な在庫が無かった場合、代替手段を手配シミュレーション機能が誘導します。

不足分を受発注・直送で補う

受注オーダーに対して充分な利用可能在庫(ATP在庫)が無い場合、調達による手配を検討します。一定のリードタイムで必ず入手可能な商品であれば、リードタイム計算だけで済みますが、調達先に在庫確認が必要な取引※の場合は、操作者にアラートして確認用の情報を提示します。
納期条件に適うと判断されれば、その場で発注依頼(または直送依頼)を生成し、入荷予定を更新します(再度発注入力をする必要はありません)。
※システム設定で取引先・商品別に設定できます。

分納・納期延期・代替品の提案

顧客の希望納期までに在庫が揃わない場合、一部を分納、或いは全量を納期延期せざるを得ません。
そのようなケースでも、システムが、調達リードタイム・営業日カレンダー・輸送便スケジュール・業務締め切り時刻など様々なタイムフェンスをきめ細かく計算し、最短の納期を算出し、操作者に判断を促します。
また、類似商品や型落ち商品の在庫がある場合、「代替品」として登録をしておくと、本命商品の在庫が不足している場合に利用可能な在庫量を提示し、お客様への交渉を支援します。

顧客連絡・機会損失

手配内容が注文条件と異なる結果になる時、多くの場合、お客様へ連絡し、了解を求める必要があることでしょう(納品後連絡で良い、という取引ルールもありますが)。
連絡が必要なケースについてシステムがきめ細かくフォローし、担当者への通知と情報提供によって、連絡モレを防止します。