株式会社清光社様 『香港法人での需給調整業務をExcel管理からシステム化へ 業務標準化・作業効率化・在庫有効活用に効果あり』

導入事例

運動機械部品のメーカーとユーザーを結ぶ専門商社、株式会社清光社様のご活用事例です。
香港法人での需給管理に専用システムを導入し、業務標準化、在庫削減を図る

    

ご導入前の課題

  • 海外(香港)営業拠点での在庫管理・需給調整業務を効率化するため、基幹系にアドオン導入する「需給管理専用システム」を検討していました。
  • アイテム数や取引の増加により担当者の負担が大きく、Excelでローカル管理していたため、発注ミスが防ぎきれず、在庫過剰傾向にありました。

対策と導入効果

  • システム化によってExcel表の作成作業が無くなっただけでなく、情報把握スピードが向上し、需給管理にかかる業務時間が70%も削減されました。
  • 営業所全体で需給情報が共有できるようになったおかげで、余剰在庫を有効活用出来るようになり自然とムダな在庫が減って来ました。
  • 導入後に入社した担当者も複雑な需給調整業務を短期間で習得することが出来ました。


香港法人での需給管理に専用システムを導入し、
業務標準化、在庫削減を図る

ベアリングなど機械部品の専門商社である清光社様は、香港、深圳、タイに現地法人を持ち、アジアを中心にグローバル展開されています。多くの得意先を持つ香港法人では、需給調整業務の効率的運営が課題でした。
「お客様からは事前にフォーキャストをいただいているのですが、どうしても確定受注とのズレが発生します。担当者は常に多めに発注しがちでしたが、システムを入れてからは、過去の履歴を参考にズレ幅を判断できるようになり、過剰発注が抑制できるようになりました。また、お客様のために用意した在庫が余剰になりそうな時、他のお客様の注文に充てる判断が迅速に出来るようになりました。在庫資産の有効活用により、気がついたら在庫が自然に減ってきた、と実感しています。」

業務情報の個人管理を極力なくす
システム化で共有・標準化へ

「業務のデータはExcelでローカル管理するのではなく、システムで統合管理し、誰でも同じように管理出来るように、という社長方針で始まったプロジェクトでした。
共通の基盤が無いと、海外と日本との情報共有が出来なくなってしまいます。報告のためにまた資料を作ってもらう、というのはムダな話です。また、同じ事務所の中においても、以前のExcel管理では他の担当者の管理状況がわからず、ミスも防げません。今では香港の事務所内でも情報が共有され、日本からも在庫や需給の状態が把握でき、思った以上の成果が出て満足しています。」
「需給調整のシステム化について、最初は半信半疑で、ここまで成功すると思っていなかった、というのが正直な話です(笑)。ですが、まだまだ過程に過ぎません。香港での順調な稼働を受けて、国内拠点での展開も検討しています。国内は組織が大きく、取引内容も更に複雑になりますが、基本的なやり方を踏襲すれば必ず出来るはず。清光社全体として、成功させなければいけないな、と思っているところです。」


 ご導入企業様プロフィール
会社名 株式会社清光社
本社所在地 東京都千代田区
業種 機械部品専門商社
従業員数 70名
URL http://www.sks-seikousha.co.jp/

日本のものづくりを支えるため、
アジアを中心としたグローバル展開をすすめています

清光社
清光社は運動機械部品のメーカーとユーザーを結ぶ専門商社です。部品というハードウェアを専門に扱ってきた当社には、あらゆる技術情報や販売経験をもとにした「ノウハウ」が蓄積されています。
ユーザーが最終的に目指す完成型に対し、その構成部品を単品で提供するだけではなく、自社のノウハウを最大限に活用し「サブユニット化」して納入することが、私たちがユーザーに提供できる最大の「付加価値」です。

事例のポイント

  • 海外拠点での需給コントロール専用システムとして、基幹系にアドオン導入
  • 得意先メーカーからの数ヶ月先までのローリングフォーキャストを取込み、予定在庫と補充必要量を計算

導入ソリューション

在庫バランス・入荷予定・欠品予知・在庫補充計算
※ 需給バランス・在庫補充機能 は現在φ-Pilot Seriesに集約されました。

>>φ-Pilot Series製品一覧はこちら