【ご提言】DX時代に向けた受注から配送・発注の業務を統合化した販売物流業務オペレーションの自動化・高度化

Our OMS

現在、コロナ渦の中にあってテレワークへの移行が緊急・重要課題となっており、アナログ業務からデジタル化(DX)への転換が急務となっています。

「2025年の崖」や「SDG’s対応」、「BCP対策」といった中・長期的な視点や事業戦略の一環として「物流オペレーション」を戦略的競争軸の位置づけとする物流オペレーションの高度化・効率化計画などを踏まえて、経営課題としてDX推進プロジェクトを立ち上げて組織横断的な活動をされている企業が増えており、レガシーシステムや一般のERPのシステム(以下、「現基幹システム」という)の再構築を根本的にご検討されておられる企業様もいらっしゃると思います。

現基幹システムの販売管理(受発注管理)にはモノの流れを管理する機能がなく、WMS(倉庫管理システム)に委ねられてきており、Push-out型の出荷・配送の業務運営の構造となっています。

現実の受発注業務は、多様かつ複雑な取引・納品条件が前提にあり、受注~出荷配送・発注業務を営んでおりますが、現基幹システムの業務機能不足により不連続になっている業務を現場がExcelやAccess等のツール利用や手入力でつなぎ・補完して全体の業務が成り立っている状態といえます。

しかしながら、これからのDX時代においては、Market-in型の顧客の受注オーダーに基づく「販売物流管理」といった「納品起点での受注から在庫引当・出荷・納品・発注の業務が一体となった業務運営」ができ、全ての物流ネットワークを俯瞰した受注オーダーをマネジメントする業務オペレーションのシステム化が必須条件となります。

DX時代に向けて現基幹システムを再構築していく重要なポイントとして、弊社が20年以上培ってきました業務知見および実績を踏まえ、経営者視点・業務担当者視点から「受注から配送・発注の業務を統合化した販売物流業務オペレーションの自動化・高度化」を実現していくための重要ファクターをご提言いたします。

本提言書は、以下の目次の内容で構成されており、資料をダウンロードすることができます。

本提言書は「【連載コラム】テレワーク時代の受注オーダーマネジメントシステム再構築の成功の鍵」を【提言書】として再構成したものです。

目次

1.DX時代に向けた販売物流業務オペレーションの自動化・高度化への取り組みの必要性
① 現状課題(現基幹システムの制約による受発注業務オペレーションの弊害)
② DX時代に求められる業務オペレーションの重要なファクター

2.業務オペレーションの見える化
① 販売物流業務オペレーションのあるべき姿
② 販売物流業務における日常の業務オペレーション品質を維持するための支援
③ 業務オペレーション品質の改善活動
④ DX時代に向けた販売物流業務オペレーションのシステム化の方向性

3.アナログ業務のデジタル化
① 代表的な課題
② 業務運用情報のデジタル化
③ 業務運用情報のデジタル化による波及効果

4.モノの流れの見える化
① 日常的に発生するイレギュラー処理事例と課題
② 「モノの流れの見える化」はDX時代の販売物流業務の基盤づくり

5.時間軸の在庫管理
① いつ出荷可能かどうか、出荷倉庫への入荷予定も含めた利用可能な在庫数が日時単位でわかる
② イレギュラー処理は、Just in Timeでの利用可能在庫数によって判断されており、広義での「時間軸の在庫管理」が整備されていなければならない

6.縦割りシステム構造によるデータのサイロ化からの脱却
① 「データのサイロ化」に至った背景と課題について
② マスタや在庫管理、受発注業務の統合化・一元化に向けた現状認識
③ 「統合化された業務運用デザイン・業務プロセスのシステム化」の考察

7.現基幹システムの再構築に向けて

本提言が、お客様の「DX時代に向けた販売物流業務オペレーションの自動化・高度化」実現のお役立てれば幸いです。
お客様の ”業務革新” をご支援いたします。

株式会社フェアウェイソリューションズ