VMIモデル

VMI(Vender Managed Inventory)

需要が激しく変動する昨今、組立製造業では、変化への対応スピードが利益を大きく左右します。
例えば、有名なDELLの生産計画は2時間単位で行われていますが、生産計画を短時間で更新するということは、その短時間に必要な部品を集められなければ意味がありません。
一方、部品を納める側の企業(ベンダー)は、こうした顧客の事情に応えるサービスとして「VMI」を行う企業が増えてきました。顧客の在庫をベンダー側で管理し、必要になる製品を顧客の倉庫に予め補充しておくことで、顧客の利便性が上がり、競合他社との差別化が図れるというメリットがあります。

VMIの業務プロセス

補充量の自動計算で、ローコストオペレーション

さて、VMIを実施するということは、顧客(納品先)の数だけ、在庫管理すべき倉庫が増えることになります。
膨大な数の倉庫に対して、日々変化する顧客からの需要情報に対応して、常に欠品を起こさず、過剰にならないよう在庫を補充する必要があり、これらを人手で対応するのではなく、業務コストをかけずに在庫を制御・監視するメカニズムが必要です。

VMIのメリットと実現にむけての課題

φ-Conductor VMIモデルでは、顧客からの需要情報(生産計画・受注予定・フォーキャスト)に応じて、将来の在庫状況を考慮した補充必要量を自動的に算出します。需要情報が入手できない場合にも、出荷(在庫利用)情報から、将来の需要を予測して、合理的な事前補充を行うことが出来ます。
VMI対象倉庫が増えても、計算には負担がかからず、ローコストなオペレーションで実施することが出来ます。

需給バランスを監視し、事前に欠品を回避

VMIサービスの運用で最も重要なのは、信用失墜を招く「欠品」を回避することです。
通常は、先述の自動補充計算により、需要情報や入荷予定が日々更新されても、最新情報に応じて補充がなされるため、自動的にバランスが保たれていきますが、急激に大幅な変化が起こり、将来の需給バランスが崩れる可能性が発生した場合には、
システムがアラートを上げ、担当者による早期調整を促します。
Conductorは、全てのVMI倉庫を対象に、将来の需給バランス監視・可視化して、需給調整業務を支援し、問題の早期発見と対処を可能にします。

 

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