
■需要の変動に対応するメカニズム
需要の安定している製品は、過剰に生産してもいつかは売れて行きますが、 季節性や催事、拡販イベントによって、ある時期にだけ爆発的に売れるタイプの製品は、生産計画が立て難く、在庫過剰や死蔵化の要因となりがちです。
Conductorの催事需要/備蓄計画モデルは、特に需要の増減が激しい製品にフォーカスして、 需要と供給のバランスを“見える化”し、計画・実行・見直しのメカニズムで、 管理が難しいために放置されがちなこれらの製品を合理的にコントロールし、在庫適正化を支援します。
■基本計画---生産必要量を高速算出
需要の安定期には、生産計画サイクルは出来るだけ短く、直近の需要に応じて生産すべきですが、
需要の急増する時期(以下、催事時期)に備えるには、製造側のキャパシティなどの制約があるため、 事前に備蓄生産しなければ間に合いません。
従って、基本生産計画の立案時には、将来の催時時期の需要と、予定在庫を考慮して、在庫拠点別の補充必要量を算出し、これを工場別の生産必要量へと変換します。
■予実の差異と計画修正---需給調整
催事時期に欠品や過剰在庫を防ぐためには、予測と実績の差異に応じて備蓄計画を修正し、可能な限りの調整を行う必要があります。
当初の需要予測と実績に一定以上の乖離が起きると、システムがアラートで予測修正を促します。ここで新しい予測に従って、その時点までの生産実績に基づいた補充必要量を算出し、生産計画の修正にご利用いただきます。

また、いつでも将来の在庫状況をグラフィカルに可視化、分析することが可能です。
以上の処理により、常時の調整によって必要量のみを生産し、もし製造側に余裕があれば、機会損失の防止が可能です。
また、催事時期以降の需要激減も織り込んで生産計画を立てるので、過剰生産による在庫死蔵化を防止することが出来ます。